keroqueue logs

アウトプット癖をつけるために始めました。何を書くかはよくわかりません。


ASUS ROG-STRIX-RTX2060-O6G-GAMING を導入する

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概要

5年程使ったGTX 770をRTX 2060に換えたら性能発熱共に快適になったという話。インストール、設定、性能比較などについてメモ。

モチベーション

旧構成

自宅PCの旧構成は以下。

種別 名前 メーカー 備考
CPU Core i7-3770 Intel -
GPU GV-N770OC-4GD GIGABYTE NZXT G10とx61で水冷化
マザー P8Z77-V ASUS -
メモリ W3U1600HQ CFD 4GBx4
ストレージ MZ-75E250B Samsung 250GBx2でRAID0構成
ストレージ WD10EZEX WD 1TB
電源 SST-ST75F-P SilverStone 750W 80PLUS Silver
ケース H440 NZXT ミドルタワー
モニター 29EA93-P LG 2560×1080

困っていたこと

  • FF XIV が最高品質で30 - 50fps程度しか出ない
  • 爆熱爆音。冬は暖房として活躍するが夏は地獄

新グラボの要件

  • 困っていたことの解消
  • 水冷化: NZXT G12と今使ってるX61で簡易水冷化できたら嬉しい
  • 持ち: 自身や世の中の状況が大きく変わらない限り5年は使いたい
  • 予算: 50kくらい

やったこと

グラボ選定

性能と予算

公開されたベンチマークスコアを確認。該当する解像度が記載されていなかったので余裕をもってWQHDのスコアを参考にした。
予算内で買える且つスコアが10kを超えるものを条件として、挙がったGPUは以下。

  • GTX 1660ti
  • RTX 2060

www.pc-koubou.jp

発熱

以下のページで指標となるTDPを確認。
どちらも770に比べたら大したことがないので問題なさそう。というか、700シリーズのTDPの高さは異常では...。

  • GTX 1660ti: 120
  • RTX 2060: 160
  • GTX 770: 230

wikiwiki.jp

持ち

GTX 1660tiとRTX 2060の大きな違いはレイトレーシングの演算に使用されるRT Coreと、DLSSの演算に使用されるTensor Coreの有無である。
どちらもXIVには関係ない(そもそもDirextX11...)技術ではあるが、対応しているタイトルが徐々に出てきておりXIVが対応する可能性もゼロではないため、ケチる部分ではないと判断。 単純に性能も2060の方が上のため、持ちに関しては2060に軍配が上がった。
この時点でGPUはRTX 2060に決定。

水冷化

ロマンを追及して水冷化したい。というのも、旧構成のG10+x61の水冷化が気に入っていた(特に見た目)。 NZXTから出ているGPU簡易水冷化用ブランケットはG12が最新で、対応しているGPUは...

nzxt.jp

NZXT 水冷クーラー 汎用 GPU 固定ユニット ホワイト KRAKENG12-WH

NZXT 水冷クーラー 汎用 GPU 固定ユニット ホワイト KRAKENG12-WH

  • 発売日: 2017/05/30
  • メディア: Personal Computers

Geforce RTX 2080, 2080 Ti, Titan X, Titan, Geforce GTX 1080 Ti, 1080, 1070, 1060, 980 Ti, 980, 970, 960, 780 Ti, 780, 770, 760, 680, 670, 660Ti, 660, 580, 570
RTX 2060もGTX 1660tiも記載がない...。ググっても、RTX 2060やGTX 1660tiで使用している情報は見当たらなかった。

レビュー記事などを巡って基盤を見てみたところ、メーカーにもよるがRTX2080と一緒っぽいので使える可能性が高いと判断。
いっちょ人柱になってみることに。

水冷化にチャレンジしました↓

keroqueue.hatenablog.com

メーカー

OCモデルの中から候補に挙がったのは以下。

MSI GeForce RTX 2060 GAMING Z

ASUS ROG-STRIX-RTX2060-O6G-GAMING

GIGABYTE GV-N2060AORUS

ぶっちゃけ性能は団栗の背比べだろう。なのでデザインと価格、水冷化の観点で選ぶことにした。
まずデザインは、裏面がRGBで光るASUSGIGAが優勢。 f:id:keroqueue:20190417234152j:plainf:id:keroqueue:20190417234159p:plain

価格は調査当時、MSIが50,859、ASUSが52,571、GIGAが56,490だった。

水冷化の際に考えないといけないのが、VRAMなどのCore以外の冷却。ASUSはファンを外しても放熱兼基盤補強用の金属プレートが残るので、こっちにした。 f:id:keroqueue:20190418005659j:plainf:id:keroqueue:20190418005706p:plain

で、買いました。

Unboxing -開封の義-

内箱を開けると、CDとマニュアルが入った小箱とご対面。 f:id:keroqueue:20190414232742j:plainf:id:keroqueue:20190414232810j:plain

その下に本体と結束バンド。 f:id:keroqueue:20190414232842j:plain

ドン! f:id:keroqueue:20190414232904j:plainf:id:keroqueue:20190414232929j:plain

出力の反対側にはRGBコネクタと4PinPWMコネクタx2が搭載されている。 f:id:keroqueue:20190414233611j:plain

ここがRGBで光る。 f:id:keroqueue:20190414233642j:plain

電源は8pin+6pin。 f:id:keroqueue:20190414233700j:plain

BIOS選択スイッチとLED ON/OFFスイッチはここ。 f:id:keroqueue:20190414233733j:plain

インストール

旧グラボ取り外し

こいつを外していく。 f:id:keroqueue:20190415213814j:plainf:id:keroqueue:20190415213959j:plain
ひょっこり。 f:id:keroqueue:20190415213838j:plain

新グラボ取り付け

サクッと取り付け。ファンコンが3pinでそのままでは使えない。せっかくなのでExFanPinに接続 f:id:keroqueue:20190415215441j:plain

設定

ExFan

GamingModeを基にユーザー設定を作成する。デフォルトではExFanが無効になっているので、 [User Define]を選択。 f:id:keroqueue:20190415221739p:plain

Fan Auto-Calibrationを実行すると、0%-100%まで設定可能になる。 f:id:keroqueue:20190415221743p:plainf:id:keroqueue:20190415221749p:plainf:id:keroqueue:20190415221755p:plain

適当に設定する。 f:id:keroqueue:20190415221808p:plain

USER1として保存。 f:id:keroqueue:20190415221817p:plain

LED

適当に設定。 f:id:keroqueue:20190417214013p:plain いいね。 f:id:keroqueue:20190417214044j:plain

XIV ベンチマークスコア比較

スコアの比較は以下。

  • 画面サイズ: 2560x1080
  • スクリーンモード設定: フルスクリーンモード
  • DirectX バージョン: 11
  • グラフィック設定のプリセット: 最高品質
GPU Score 平均フレームレート (fps) GPU温度 (℃)
GTX 770 6443 43.972 見た感じ75
RTX 2060 11722 83.504 見た感じ50

2019/5/29 Update: 漆黒のベンチマークも回しました↓ keroqueue.hatenablog.com

所感

現状XIV程度では完全にオーバースペックだが、長く使えそうなので満足。

そのうちOC性能の測定と水冷化をやってみよう。