keroqueue logs

アウトプット癖をつけるために始めました。何を書くかはよくわかりません。


ATX対応超小型ケース CoolerMaster Q500L にバラックサーバーを納める

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概要

バラック状態で運用していた自宅仮想基盤をとうとうケースに納める話。
CoolerMaster Q500Lの組み込み過程とレビュー。

モチベーション

やったこと

ケース選定

ATX対応でとにかく小さいケースを調べたら、11月に発売したばかりのQ500Lを見つけた。 apac.coolermaster.com

で、買いました。

開封の儀

どんっ。 f:id:keroqueue:20200119022352j:plain f:id:keroqueue:20200118024656j:plain f:id:keroqueue:20200118024722j:plain f:id:keroqueue:20200118024812j:plain f:id:keroqueue:20200118024944j:plain f:id:keroqueue:20200118024746j:plain f:id:keroqueue:20200118024847j:plain f:id:keroqueue:20200118185518j:plain f:id:keroqueue:20200118185604j:plain

組み込み

まずは電源をマウントする。ブランケットを外して...。 f:id:keroqueue:20200118185759j:plain

ブランケットに電源を取り付ける。 f:id:keroqueue:20200118185843j:plain

最上部へマウント。 f:id:keroqueue:20200118185916j:plain

マザーを取り付ける。 f:id:keroqueue:20200118190041j:plain

140mm水冷ラジエーターは搭載不可。 f:id:keroqueue:20200118190126j:plain

ここなら置けるけど...。 f:id:keroqueue:20200118190152j:plain

電源のコード類があるので前には詰めれない。そもそもサポートされていないサイズのラジエーターなのでしょうがない。 f:id:keroqueue:20200118190215j:plain

結束バンドで無理やり固定した。 f:id:keroqueue:20200118190246j:plain

PCIカード類を挿して、SSD4枚が収容されたマウンターを置いた。 f:id:keroqueue:20200118190335j:plain f:id:keroqueue:20200118190358j:plain

点火!! f:id:keroqueue:20200118185132j:plain

評価

ATXマザーを使用する前提での評価。

Q500Lのいいところ

  • コンパクトさ
    このケースの最も魅力的なところ。電源の配置がユニークで、ATX対応なのにm-ATXケース並みの小ささ。

  • エアフローの良さ
    パンチング+マグネット式のフィルターで3面がメッシュ状になっているため、空気の通りが良さそう。

Q500Lのいまいちなところ

  • 作りの安っぽさ
    サイドパネルがアクリルでキズの付きやすさが気になるのと、ガラスに比べて美しさが劣る。
    また、全体的に薄っぺらいので持ち上げ方を間違えると凹んだり曲がっだりしそう。
    そして、両サイドパネルのネジは4箇所全て外す必要があり、パネル側から完全に外れてしまうので、 頻繁に開け閉めする場合は煩わしい。
    ただしこれらは、価格(実売6kを切る)を考えると不相応とは感じない。

Q500Lを使う際の注意点

  • 組み合わせがシビアなマウントスペース
    140, 280mmの水冷ラジエーターは搭載できない。
    240mmの水冷ラジエーターをトップにマウントする場合は、干渉を回避するために電源のマウント位置を下げる(画像真ん中の位置)必要があり、奥行の短い140mmの電源を使わないと300mm級のグラボは電源と干渉する。 f:id:keroqueue:20200119022000p:plain

トップの水冷ラジエーターはメモリと干渉する可能性があるので、メモリのヒートシンクの高さに注意すること。 f:id:keroqueue:20200119021639p:plain

所感と雑記

マザーの規格はATXがいいけど、なるべく筐体をコンパクトにしたいユーザーは一定数いるはず。Q500Lは、そのユーザー達を狙い撃ちしたアイデア商品であると感じた。