FF XIV 暁月のフィナーレ ベンチマークを回した結果と考察

概要

お待ちかねの暁月のフィナーレ ベンチマークをRTX 2060で回した。
AfterburnerのログをSplunkに取り込んで可視化したパフォーマンスなどからいろいろ考察していく。

やったこと

ベンチを回す

ベンチを回すPCの構成は以下。設定は最高品質で、解像度は2560x1080と1920x1080の2パターンで試す。

種別	名前, 型番	メーカー	備考
CPU	Ryzen 7 3800X	AMD	-
GPU	ROG-STRIX-RTX2060-O6G-GAMING	ASUS	-
マザー	ROG-CROSSHAIR-VII-HERO-WI-FI	ASUS	-
メモリ	Trident-Z F4-3200C16D-16GTZRX	G.Skill	8GBx2
ストレージ	XPG SX8200 Pro	ADATA 512GB
ストレージ	CT1000P1SSD8	Crucial	1TB
電源	SSR-750FX	Seasonic	750W 80PLUS Gold
ケース	H510 Elite	NZXT	Black
CPUクーラー	Kraken X62	NZXT	280mm ラジエーター
モニター	29EA93-P	LG	2560×1080

現行PCを組んだエントリーはこちら。 keroqueue.hatenablog.com

ベンチの結果

ベンチの結果は以下。
当然のことながらScoreと平均フレームレートは1920x1080の方が高いが、最低フレームレートは同じとなった。

	2560x1080	1920x1080	比
Score	14584	16561	0.88
平均フレームレート	102.1492	118.2883	0.86
最低フレームレート	54	54	1.00

スクショ

雪原での戦闘シーン。西部高地かな？

オールドシャーレアンの街並み。多数のオブジェクトが表示され、この辺はフレームレートが低くなる。

帝都ガレマルドでの戦闘シーン。ここでは各ジョブの新アクションと思わしきモーションが披露されている。
戦士。とうとう斧を捨てたようだ... 侍 踊り子 モンク 暗黒&ナイト 忍者 赤魔 機工 黒魔 学者

サベネア島のシーン。ぞうさん。

ゼノスとの戦闘シーン。ここでも新アクションっぽいモーションがいくつか。
占星 竜騎士 詩人 召喚。まさかの本人が突進している。 白魔とガンブレはそれらしきものを見つけられなかった。

パフォーマンスを可視化

SplunkにAfterburnerのログを取り込んで、グラフにしてみる。
フレームレートに、GPU, CPUの負荷をオーバーレイたグラフが以下。

• 2560x1080

• 1920x1080

Splunkでゲーミングパフォーマンスを可視化するエントリーはこちら。 keroqueue.hatenablog.com

ベンチ結果考察

暁月ベンチについてパフォーマンスグラフから考察する。

• GPUの処理能力が試されるポイント

  序盤の雪原戦闘シーンはGPU使用率がほぼ100%で推移していてかつフレームレートが低めなので、GPUの処理能力が試されるポイントと言える。

• 最低フレームレートを記録したポイント

  本を眺めているアルフィノにヒカセンが声をかけて飯に誘う(?)直前のポイントで最低フレームレートを記録しており、おそらくオブジェクト数が多いことが影響している。
  

  最低フレームレートを記録したポイント付近を拡大すると、GPU負荷が低くなっていることがわかる。漆黒ベンチと同様に、オブジェクト数が多い時はGPU以外(主にCPUと予想)による ボトルネックが発生するようだ。

• その他気づいたこと

  暁月ベンチでは、GPU依存で大きくフレームレートが下がるポイントはなかった。
  実際ゲームをプレイしていてもキャラクター数がおおいモブハンツアー以外で60FPSを割るようなことがないので、現実的な負荷にしているのかもしれない。
  漆黒ベンチでは、序盤の剣をぶぉんするポイントで最低フレームレートが記録されるが、この時GPU負荷はほぼ100%になっており、GPUのパフォーマンス不足であることがわかる。

所感と雑記

ベンチを回してパフォーマンスをグラフ化するやつ、誰もやってなさそうなのでおそらく需要はないが、スコアだけでは把握できないPCのパフォーマンスを垣間見れるので楽しい。
様々な構成でパフォーマンスを比較したいので、もし自分のPCのパフォーマンスグラフが見たいという奇特な方がいたら、Afterburnerのログを是非ご提供いただきたい。
そして、11/22は仕事がどんなに忙しくとも休むと決めている。